てんねん水 - [ ノートPC DELL Inspiron 9100 ]
update 2006/05/26

● MOBILITY RADEON 9800
http://www.ati.com/products/mobilityradeon9800/index.html
http://support.jp.dell.com/docs/video/p65516/ja/intro.htm

b


MR9800
MR9700
MR9600
コアクロック
350MHz
450MHz
350MHz
メモリクロック
300MHz
260MHz
250MHz?
ピクセルパイプライン
8
4
4
バーテックスシェーダ
4
2
2
メモリインターフェイス
256bit
128bit
128bit

モバイル用GPUのAGP版では最後となる(ハズ)のMOBILITY RADEON 9800。コアはR420がベースとなっている(ビデオBIOSの更新時に「R420」という名が出てくる)。R420といえばデスクトップではX800がそれだが、性能としては上記の表のとおり。機能は3Dcなどはそのまま有効。デスクトップ版の9800(コアはR350/360)と較べると発熱量が少ないらしい。このVGAは今のところDELLのInspiron XPS/9100でしか採用していない。
メモリはDDRが使われている。一部の情報表示ツールではDDR3とか出ているが、これは間違いだろう。実際にメモリに記載された型番から調べたし。

とまあ小難しい話はこの辺にして、こっからはInspiron9100で使われているMR9800について見てみましょう。


○ボード 表

b

赤丸で囲ってある端子は液晶のコネクタの差込口。ボードの大きさはCDケースとほぼ同じサイズ。チップを拝みたかったが、ネジはトルクスらしくそのドライバーを持ってなかったのでここまで。チップの配置としては、ボードの中央にGPUのチップがあり、その周りをメモリが4つ囲っているらしい。


○ボード 裏

b

赤丸で囲ってある端子はシステムボード(マザー)に挿す端子。裏側で目立つものといえば、黒い4つのチップ。コレはメモリ。ひとつのチップが32MBで、これが裏表合わせて8つ有り、32MBx8個でビデオメモリ256MB。メモリの型番は「SAMSUNG 425 K4D55323QF-GC33」。スペックはDDR 300MHz。


○システムボード

b

赤丸で囲ってある端子はVGAボードを挿すスロット。デスクトップでいえばAGPスロットみたいなもんか。


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