CLEVO D500PはPrescott 3.2/3.4GHzのCPU発表前から「対応」と宣言(?)していたノートPCです。せっかく対応しているのなら、突っ込まなきゃ損だろ!?というわけで、長らく続けてきたCPU換装シリーズはおそらくこれで最後となる、爆熱『Prescott』コア Pentium4 3E GHzを使ってみましょう。ちなみにこのCPUはDELLのInspiron9100に付いてきたものです。
L2 Cacheが1MBになり、SSE3に対応。スペックだけ見ればNorthwoodコアよりも「進化」している。まあそんなことはどうでもいい。問題は「熱」だ。というわけでここで検温のお時間です。
CPU温度 (室温 15℃くらい)
|
Idle
|
Load
|
Prescott 3E GHz
|
48〜49℃
|
63〜64℃
|
Northwood 3.2GHz
|
43〜44℃
|
59℃
|
XE 3.4GHz
|
44〜45℃
|
58〜59℃
|
ダントツですね。というかXE3.4GHzよりも熱いとはどういうことかと。まあCPU温度が68℃いってもD500Pは壊れないことは今年の夏で体験したし^。「シバキ64℃」はこのノートPCにとってはあんま気にしないでもいい温度であるみたいだが、しかし高いな(^-^;;
次は体力測定です。
|
Superπ 104万桁
|
PCMark04
|
Prescott 3E GHz
|
44秒
|
4520
|
Northwood 3.2GHz
|
46秒
|
4755
|
XE 3.4GHz
|
40秒
|
5015
|
Superπ予想以上に速いっす。そういえばDothanコアのPentiumMも異様に早いですね。L2 Cacheが大きいおかげか?もしこれが3.4E GHzだったらXE3.4GHzは抜かれるかな…。Prescottは予測分岐精度が向上したとかで「もっさり」感が軽減されていると訊いたが、差はワカラン。
他のベンチマーク