てんねん水 - [ ノートPC CLEVO D520P ]
update 2004/04/20

● D520PにPentium4 Extreme Edition 3.2GHz

買ってしまいましたヽ( ゚∀゚)/

CPU

箱のボコボコ具合を見たらわかると思うが、新品ではなく中古屋で未使用未開封品を買った。新品より3万円くらい安かったが、高い(笑)。本当はNorthwood(以下表記無し)の3.4GHzを買うつもりだったのだが、ベンチマークなんかで比べて見てみると、エンコードをやらすなら高クロックの3.4GHzが上、ゲームならキャッシュが巨大なExtreme Edition(以下「XE」)3.2GHzが上、といった感じだった。ということは、エンコする事が多い俺は3.4GHzの方がイイ?というか、よくよく考えてみたら、今ある3.2GHzから、たかが200MHz差なんて微差にもほどがある!つーわけでXE3.2GHzを購入‥‥馬鹿か?ヽ(`Д´)ノさて、今回買ったXE3.2GHzを早速D520Pに突っ込んでみたわけだが、XEとしては動かなかった。

CPU

L3Cacheが無効になっていて、ただのPentium4 3.2GHzとして動いている。一応ベンチマークもやってみたが、交換前の3.2GHzとスコアは変わらない…か、一部は悪化。それでいてファンから出る風量がアップ。どうやら私のD520PのBIOSでは対応していないらしい。というわけで、対応するBIOSをWeb上から探すことになるのだが、Clevo関連の話題は日本にはほとんどなく、そうなると海外のメーカサイトやユーザーが集まるBBSをまわる事になる…。四苦八苦しながらやっとの事で最新(?)のBIOSを手に入れてUpdateしてみたところ、認識に成功!

CPU

L3Cacheをきちんと認識してます。早速エンコードやゲームやらを動かしたが、ゲームはフレームレートが若干向上したっぽい。より高解像度でスムーズに動くようになった…カモ。これはBIOSのアップデートでVGAのMemoryClockが若干上がったから、そのせいかもしれないが…。エンコは、45分のMPEGファイルをDivXで圧縮するのに50〜60分とたいして変わらず。つーわけで、感覚としてでなく数字で表したベンチマークはこちらへ。

さて、XE3.2GHzを使って性能は向上したが、その代償としてデメリットもいくつかある。まず、そして、あとはです。それとバッテリの駆動時間も減少。テキトーながらも一応〜表にまとめました。

CPU温度

Idle
Load
3.2GHz
44度
56〜59度
XE 3.2GH
47〜51度
59〜61度

バッテリ駆動時間

WebとMP3再生
FF11ベンチ2 High
3.2GHz
79分
48分
XE 3.2GH
59分
42分

XE3.2GHzは、無負荷の状態で既に3.2GHzのWMP9でMP3再生してる相当の温度になってます。そうなると当然、ファンもゆるゆるとながら回り続ける。止まる気配はまるで無し。3.2GHzは無負荷ではたまにファンの回転が止まることがあったのだが…。ファンの回転が増えたということは、それだけホコリが溜まりやすくなり、お掃除の回数を増やさないといけませんな。CPU温度の上昇に伴って、なぜかHDDの温度も2度ほど上昇(笑)。CPUとHDDは離れた場所にあるのだが、こりゃ単純に筐体内の温度が上がったんだろうな。ちなみに、CPUにシルバーグリスを塗り、これで温度が2度ほど下がりました。3.2GHzの方にも塗ったら、やはり何度か温度が下がった。


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