買ってしまいましたヽ( ゚∀゚)/
箱のボコボコ具合を見たらわかると思うが、新品ではなく中古屋で未使用未開封品を買った。新品より3万円くらい安かったが、高い(笑)。本当はNorthwood(以下表記無し)の3.4GHzを買うつもりだったのだが、ベンチマークなんかで比べて見てみると、エンコードをやらすなら高クロックの3.4GHzが上、ゲームならキャッシュが巨大なExtreme Edition(以下「XE」)3.2GHzが上、といった感じだった。ということは、エンコする事が多い俺は3.4GHzの方がイイ?というか、よくよく考えてみたら、今ある3.2GHzから、たかが200MHz差なんて微差にもほどがある!つーわけでXE3.2GHzを購入‥‥馬鹿か?ヽ(`Д´)ノさて、今回買ったXE3.2GHzを早速D520Pに突っ込んでみたわけだが、XEとしては動かなかった。
L3Cacheが無効になっていて、ただのPentium4 3.2GHzとして動いている。一応ベンチマークもやってみたが、交換前の3.2GHzとスコアは変わらない…か、一部は悪化。それでいてファンから出る風量がアップ。どうやら私のD520PのBIOSでは対応していないらしい。というわけで、対応するBIOSをWeb上から探すことになるのだが、Clevo関連の話題は日本にはほとんどなく、そうなると海外のメーカサイトやユーザーが集まるBBSをまわる事になる…。四苦八苦しながらやっとの事で最新(?)のBIOSを手に入れてUpdateしてみたところ、認識に成功!
L3Cacheをきちんと認識してます。早速エンコードやゲームやらを動かしたが、ゲームはフレームレートが若干向上したっぽい。より高解像度でスムーズに動くようになった…カモ。これはBIOSのアップデートでVGAのMemoryClockが若干上がったから、そのせいかもしれないが…。エンコは、45分のMPEGファイルをDivXで圧縮するのに50〜60分とたいして変わらず。つーわけで、感覚としてでなく数字で表したベンチマークはこちらへ。
さて、XE3.2GHzを使って性能は向上したが、その代償としてデメリットもいくつかある。まず熱、そして熱、あとは熱です。それとバッテリの駆動時間も減少。テキトーながらも一応〜表にまとめました。
CPU温度
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Idle
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Load
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3.2GHz
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44度
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56〜59度
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XE 3.2GH
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47〜51度
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59〜61度
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バッテリ駆動時間
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WebとMP3再生
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FF11ベンチ2 High
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3.2GHz
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79分
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48分
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XE 3.2GH
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59分
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42分
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XE3.2GHzは、無負荷の状態で既に3.2GHzのWMP9でMP3再生してる相当の温度になってます。そうなると当然、ファンもゆるゆるとながら回り続ける。止まる気配はまるで無し。3.2GHzは無負荷ではたまにファンの回転が止まることがあったのだが…。ファンの回転が増えたということは、それだけホコリが溜まりやすくなり、お掃除の回数を増やさないといけませんな。CPU温度の上昇に伴って、なぜかHDDの温度も2度ほど上昇(笑)。CPUとHDDは離れた場所にあるのだが、こりゃ単純に筐体内の温度が上がったんだろうな。ちなみに、CPUにシルバーグリスを塗り、これで温度が2度ほど下がりました。3.2GHzの方にも塗ったら、やはり何度か温度が下がった。