D500P対応のメモリはPC2100からPC3200まであります。種類が違うと当然性能も変わってくるもので、なら「どれくらい違うの?」というのを表したのが下の表。チップセットにIntel865PEを使ってるため、メモリをDualChannelで動かすことができるので、その違いも見ましょ〜。
Slot1(512MB)
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PC2100
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PC2100
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PC2100
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PC2700
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PC2700
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PC2700
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PC3200
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PC3200
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Slot2(512MB)
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PC2700
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PC3200
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PC2700
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PC3200
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PC3200
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Superπ104万桁
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53
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49
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49
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50
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47
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47
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48
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46
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FF11v1
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5277
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5570
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5595
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5423
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5760
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5710
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5629
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5884
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FF11v2High
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3381
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3557
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3563
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3496
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3632
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3638
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3586
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3708
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PCMark04 ver110
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3364
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3558
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3515
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3437
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3568
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3860
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3502
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3655
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* メモリは全てKingmax
この結果を見ると、PC2100とPC3200を合わせてDualChannel 1GBとして使うよりも、PC3200一本512MBでやった方がベンチマークは速い!(笑)PC3200様々です。メモリの容量の違いは、そもそもこの手のベンチマークソフトは、メモリは256MBあれば足りるので、512MBと1024MBの差は無いに等しい(らしい)。だが、ベンチマークソフトではなく実際にアプリケーションを動かす場合は少々違ってくるカモですので、一概に「ベンチが速いから512MBのPC3200一本でイイや」とは言えない。
それと個人的に注目していたDualChannelの効果だが、このノートPCはメモリの種類が違ってもちゃんとDualで作動するらしい。ただ、メモリが全種類Kingmaxなので、違ったメーカの組み合わせや違う容量だとどうなるかはわからない。それとスコアだが、見てみると遅いメモリでDual作動だと効果抜群、というのがわかる。Superπ104万桁で比べてみると、PC2100では4秒の短縮だが、PC3200だと2秒の短縮に留まっている。でもまぁ、いずれにしろPC3200のDualChannelのスコアが一番良いことに変わりないケドね…。